『わび』と『さび』といえば日本の伝統文化、茶の湯の精神を思い浮かべる方も多いはず。
『さび』が月日が経つにつれて劣化するものを慈しむといった表面的なものの美しさだとすれば、『わび』は置かれている状況を悲観することなく、それをむしろ楽しもうとする精神的な豊かさを表現した言葉だそうです。
本書は1995年に開催された展示会図録です。千利休、その第一高弟の古田織部、そして織部を生涯の師と仰ぎ二条城などの建築・南禅寺金地院などの造園にも才能を発揮した小堀遠州の自筆の書に焦点を当てたものとなっています。
現代語訳ともいえる要旨も合わせて記載。“和の心”を育み伝えていった、それぞれの人間像が目に浮かび上がってくるようです。
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1995年 佐野美術館
▲ 全体的に若干使用感・スレキズ・薄シミ・薄汚れ少々