伝統芸能の保存、振興を目的に開催された展覧会『日本の伝統芸能展』。
本図録では、古代の宮廷音楽の雅楽、中世から紡がれた能楽、近世の庶民の娯楽となった文楽や歌舞伎、大衆芸能といった5部門を取り上げています。
『信西古楽図』を始めに、人々の舞姿を如実に捉えた舞図のほか、用いられた楽器や実践上の心得を記した書物なども。その他、紙面に大きく取り上げられた能面の写真や、舞台上ではなく、素顔の歌舞伎俳優や楽屋を描いた江戸時代の錦絵といったものまで。
伝統芸能の表舞台、そしてそれを作り上げるものと人々が描き出された一冊。
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1996年 東京ステーションギャラリー
▲ 若干スレキズ等ありますが、使用感少なく概ね良好