2003年に開催された展覧会の図録。
幻想と怪奇の版画家・谷中安規氏。
溢れんばかりの創造力をもって生み出される彼の幻想世界は佐藤春夫氏をはじめとする文学者にも愛され、挿絵や装幀も数多く手掛けました。
本書では『妄想』シリーズなど初期作品をはじめ、版画同人誌『白と黒』に掲載された作品、関東大震災後急速に発展してゆく都市の中で、彼が愛してやまなかったシネマやカフェを題材にした作品や『街の本』シリーズ、『日本怪談傑作集』などの装幀や版木、書簡などを収録。
また、巻末には80ページ超に及ぶ「谷中安規 文集」や年譜も。
怪奇と魅惑の〈アンキ・ワールド〉へ誘う一冊。
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2003年 渋谷区立松濤美術館ほか
▲ 全体的に若干使用感・スレキズ・薄ヤケ・薄汚れ少々