近年改めて注目される大正時代の日本画。
その中でもひときわ異彩を放つ存在であった甲斐庄楠音は、美しい女性の内面に燻る情念までもを見事に描き上げ、伝統的な美意識を重んじた当時の画壇に衝撃を与えました。
「本画」 「素描・草稿等」の二章で構成された本書では、代表作のひとつである「畜生塚」やその小下絵、習作などのボリューミーな作品群とともにモデルとなった女性たちのポートレイト、印譜、作品解説などを収録。
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[1997年 京都国立近代美術館ほか]
※巻頭から十数頁にかけて水濡れシミ
▼ 背に色あせ
▼ 全体的に使用感・スレキズ・薄ヤケ・汚れ・薄シミ