終戦から1年後、1946年。
中原淳一は、自身が編集長となる『それいゆ』を創刊しました。
終戦後の皆が生きていくのに精一杯な時代。しかし中原は、その中でも希望や喜びを持って、美しい暮らしを志せるようにという願いを抱いて、『それいゆ』を筆頭に数々の仕事に邁進するのでした。
2024年開催の展覧会『111年目の中原淳一』の本図録では、戦前に手掛けた『少女の友』、『それいゆ』の表紙絵、付録を始めに、当時の表紙・記事を多数収録。少女が夢中になったスタイルブック、ヘアアレンジ、インテリアなど、至る所に宿る"美"を取り上げたものも。
また、中原氏が抱いていたパリへの憧れをイラストに投影した項目のほか、俳優"のん"とのコラボーレーション、マツオヒロミ氏などの中原氏に影響を受けたイラストーレーター陣によるコメントも。
111年を経てもなお、多大な美しさと希望を人々にもたらす中原淳一の世界観。その歴史に遡る一冊。
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[2024年 青幻舎]
▼ 外観:所々に汚れ
▼ 裏表紙:ふちにヨレ
▼ 全体的に若干使用感・スレキズ・薄汚れ