現在、多摩美術大学の名誉教授である鶴岡真弓氏による著作。
処女作「ケルト/装飾的思考」(1989年)により我が国における「ケルト文化」ブームの火付け役となりました。
その功績から「ケルト文化の専門家」のイメージのある鶴岡氏ですが、
「「装飾」の歴史を軸に、ヨーロッパの古層とユーラシアとの「美術文明論」的比較研究・調査を行」う
ことをライフワークとしています(「」部分、巻末著者紹介より引用)。
本書はまさに、美的表現の中でも特に「装飾」、
あるいはその一形態である「文様」と呼ばれるものの変遷を追いながら、
ヨーロッパがいかにさまざまな文明と交通することでみずからを成り立たせてきたのかを説明しています。
氏のライフワーク研究の1つの結実点と言える1冊。
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日本放送出版協会発行 2004年
▲ カバー:薄汚れ・フチヨレ
▲ 紙面:多数頁にペン・鉛筆等の書込み
▲ 全体的に若干使用感・スレキズ・薄ヤケ・薄汚れ少々