1997年に開催された展覧会の図録。
江戸後期から昭和初期にかけて、福島県喜多方市の小野寺家にて製造・売された染型紙である『会津型』。
和紙や豆柿といった材料資源の豊富なこの地で育まれた会津型は、大正期に最盛期を迎えたのち洋装への転換によって徐々に衰退の一途を辿りますが、デザイン性の高さや細やかな技術が高く評価され今では福島県の有形民俗文化財に指定されています。
小野寺家に伝わる文書や型紙図版、当時全国的に流通していた『伊勢型紙』や『江戸型紙』などの豊富な資料を基に、型染めの誕生から会津型の歴史と文化、その展開について紐解く本書。
庶民に愛され、生活に彩りを添えた『会津型』の魅力あふれる一冊となっています。
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[1997年 福島県立博物館]
▼ 表紙:端汚れ少々
▼ 天:斑点状のシミ少々
▼ 全体的に若干使用感・スレキズ