1916年、ドイツ・ベルリンに創設された「マリク書店」。
ヴィーラント・ヘルツフェルデ、ジョン・ハートフィールド、そしてジョージ・グロッスらが中心となり活動した同出版社は第一次世界大戦、ナチス第三帝国という激動の時代の中を駆け抜け、1947年にその活動の幕を下ろすまで約30年の間に320点余りの書籍や作品集を刊行しました。
本書では「Neue Jugend」をはじめハートフィールドによる株価指数表を使ったフォトモンタージュの装幀が目を惹くアプトン・シンクレアの「両替屋」、ナチ、ファシズムへの徹底した攻撃を展開したタブロイド紙「AIZ」などを含むブックデザイン作品群を収録。
国境を超えデザイナー、アーティストらとの交流のなかで生み出されたマリク書店の新たな視覚表現の軌跡を辿るものとなっています。
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[2015年 武蔵野美術大学美術館]
▼ 表紙:開き跡・汚れ少々
▼ 全体的に若干使用感・スレキズ・薄ヤケ・薄汚れ