カバー・側面にキズ・薄汚れ少々 その他概ね良好
現代思想 1998年7月号』
■連載――アンゼノロジー 最終回
安全学の可能性 終章 / 村上陽一郎
■歩行と思索
神の屍を見た者は協産主義に向かう パソコンオペレーティングシステムを例題に / 岩谷宏
■特別掲載
サイエンス・ウォーズ / 金森修
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特集=自己決定権 私とは何か
【対談】
自己決定権とは何か / 花崎皋平+川本隆史
【自己決定権とは何か】
空虚な〜堅い〜緩い・自己決定 / 立岩真也
自己決定権から共鳴へ / 小松美彦
【フェミニズムと自己決定】
混迷するセックスワーク論 / 浅野千恵
出生前診断と自己決定 / 玉井真理子
寸断された自己とさまよえる子宮 / ドゥルシラ・コーネル (訳=後藤浩子)
【内部選択】
不定さを担う 内部観測、あるいは非同期同調の根源へ(ラジカリズム) / 郡司ペギオ‐幸夫
遅延と運動 / 雑賀恵子
「沖縄問題」 内部者としての考察 / 津覇実明
【自己決定のメタフィジックス】
自律の果てに / 港道隆
自己決定の観念と啓蒙の概念 / 澤野雅樹
決定・自己・侵犯 / 高橋義人
【自己決定のポリティクス】
自家風呂・自家用車・自己表現 / 山の手緑+矢部史郎
自己啓発セミナーの困難 「自己による自己の支配」 が生み出す自己の解体 / 樫村愛子
「政治」 の不可能性と不可能性の 「政治」 戦後直後の荒正人と 『近代文学』 / 三宅芳夫
【対談】
自己の余白に / 鷲田清一+浜田寿美男
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■研究手帖
Slavery and Freedom / 奥田暁子