1854年。パリで旅行鞄専門店として誕生。以来、長きに渡り人々から愛されてきたブランド"ルイ・ヴィトン"。
2004年開催の展覧会『ルイ・ヴィトン 時空を超える意匠の旅 Universal Symbol of the Brand LOUIS VUITTON』では、タイトルにもあるように本ブランドの"モノグラムモチーフ"の"意匠性"に注目。
本図録では、旅行鞄から始まったルイ・ヴィトンならではの各時代の移動手段に合わせたアイテムを取り上げています。馬車の時代を皮切りに、鉄道や豪華客船を通して、21世紀におけるこれからの旅を共にするバッグが勢揃い。収納性・機能性を誇り、時にその時代の習慣、エピソードを持つ洗練されたデザインに目を惹かれます。
また、図録の中盤ではパリを中心に大流行した、ジャポニズムにまつわる品々を掲載。
その他、現代アーティストとのコラボレーション、ルイ・ヴィトンに携わってきたデザイナー陣によるモノグラムモチーフのアイテムの紹介など。
伝統と革新をテーマに掲げるルイ・ヴィトン。その各々が交差して未来へと導く一冊となっています。
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[2004年 兵庫県立美術館ほか]
▼ 三方背ケース:ふち傷み・打痕・薄汚れ
▼ 本体:背のふち傷み少々
▼ ケースにはスレキズ等ありますが、冊子本体は使用感少なく概ね良好