1941年の冬のこと。スウェーデンに住むアストリッド・リンドグレーン(1907-2002)は、風邪を引いた愛娘のために、即興で作った女の子のお話を聞かせます。のちに"ピッピ"と名付けられ、赤い三つ編みをした女の子を巡るストーリーは、児童文学『長くつ下のピッピ』として70以上の言語に翻訳され、6600万部もの本が世界中の人々の手に渡りました。
日本とスウェーデン、外交関係樹立150周年を記念して開催された展覧会の本図録。"世界一の力持ち"とも呼ばれるピッピの活躍を描いた挿絵原画や、子ども向け雑誌『クルンペ・ドゥルンペ』で連載された漫画を収録。スウェーデン語とともに日本語参考訳も付いているため、物語を十分に楽しむことができます。
ピッピのほかに、リンドグレーンが生み出した数々のキャラクターたちの紹介も満載です!その他、リンドグレーンゆかりの地の紹介や母国の定番レシピなど、ピッピたちとともに北欧の国・スウェーデンの魅力を発見できる一冊。
北欧関連商品はこちら
リンドグレーン関連商品はこちら
- - - - - -
2018年 東京富士美術館 発行
▲ 表紙:スレキズ、角ヨレ
▼ 背のフチに傷み
▼ 小冊子「私の好きなスウェーデン」付属・角折れ
▲ 若干スレキズ等ありますが、使用感少なく概ね良好