没後10年の月日が流れた2003年、『安部公房展』が開催されました。
展覧会の本図録では、美術評論家の針生一郎氏、中原佑介氏、娘の安部ねり氏の3者で行われた対談の記録を収録。公房が抱いた芸術・文学への興味が読み取れたものに。
また、公房の作品およびその人生にも迫る本展なだけあり、家族や級友との姿をカメラに収めたものや、安部公房スタジオでの様子も。彼が指導した舞台のスチール写真やメモ書き、原稿といった創作の一部分も残されており、その意欲が窺えます。
モノクロとカラー写真、膨大な筆跡、評論家達の考察から読み取る、安部公房の文学。
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2003年 世田谷文学館
▼ 紙面:多数頁にシミ汚れ
▼ 背のふちに傷み
▼ 全体的に若干使用感・スレキズ・薄汚れ