江戸末期以降、ヨーロッパに渡った日本の美術品から多くの芸術家達が創造心を掻き立てられ、後に"ジャポニスム"と呼ばれた影響力。
なかでも、1867年の第2回パリ万博博覧会で評価された工芸は、後にジャポニスムの旋風を巻き起こす大きな要因となりました。
展覧会『工芸のジャポニスム展 Japonisme in Decorative Arts』の本図録では、工芸のジャポニズムに焦点を当て、デザインを含むデコラティヴ・アートの側面から探ろうというもの。
陶磁器・ガラス・金工・デザイン画など、数多くの工芸品を収録。
その中にはハヴィランド社やロイヤル・コペンハーゲン社など、世界的な陶磁器メーカーや、エミール・ガレによる飾り棚といった家具も。
日本美術独自の装飾性、それに対する情景を形にしたジャポニスムが開かれた一冊。
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1998年 東京都庭園美術館ほか
▼ 背に色あせ
▼ 側面:シミ
▼ 全体的に使用感・経年感、ヤケ・シミ・汚れ等の傷み