儒教において重んじられる"他を想う心"、『仁』。
その仁を医者が抱き、普及したのは『養生』でした。
2014年開催の展覧会『特別展 医は仁術』では、今昔における医術の伝来を収録。
いつの時代も人々を襲い、苦しめる病といかに向き合ってきたのか。
五臓六腑図といった身体部位の図、薬箱や医師着物、エレキテルといったものから、シーボルトによる眼球模型、眼科器具といった、言葉を超えた医学知識に前向きな姿勢があります。
また、図録の後半では近代・現代の医の研究も紹介。
iPS細胞、3D画像など、その進化と可視化が可能となる時代へと突入します。
医と養生に携わる先人達の活躍、現在における希望が垣間見える一冊。
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[2014年 国立科学博物館]
▼ 全体的に若干使用感・スレキズ・薄ヤケ・薄汚れ