武蔵野大学美術館・図書館がグラフィック分野の研究資料として収集してきた『しかけ絵本』。
しかけの技法の歴史をテーマに、17-20世紀前半までを中心とする作品群を収録。
13世紀、学術的役割を持つ実用研究書として生まれ、18世紀後半になると寓意集・伝承物語の継承と娯楽として姿を変えたしかけ絵本。
後に、19世紀半ばに大衆へと広まったそれは、しかけやからくりの開発、紙の素材といった芸術との深い関係に結ばれています。
各時代ごとにまとめられた本図録では、哺乳類動物の解剖図譜からヴィクトリア朝の暮らしを再現したもの、ムーミンの物語など、多岐に渡るしかけ絵本が盛り沢山。
目で見て楽しめると同時に、その巧みな技法に驚かされそうな一冊です。
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[2013年 武蔵野美術大学 図書館展示室]
▼ 表紙・裏表紙:若干斑点状のシミ
▼ 全体的に若干使用感・スレキズ・若干薄ヤケ・薄汚れ少々