2022年に開催された展覧会の図録。
画家・小貫政之助に暗い影を落とした太平洋戦争。
20歳のときに終戦を迎えて以降、彼は苛烈な時代を打ち破るかのように創作に没頭し、独特のマチエールや時には血液さえも絵具にしその画風を確立していきました。
本書では戦前の習作をはじめ自画像や家族の肖像、そして氏の主なモチーフとなる女性像の変遷を年代順に収録。巻末には画材や魚拓、愛用のカメラといった資料も。
内奥に宿る「永遠の不安、恐れ、悲しみ」を表現するべく模索した彼の心情を肌で感じる一冊となっています。
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[2022年 たましん美術館]
▼ 本体:歪み
▼ 全体的に若干使用感・スレキズ・薄ヤケ・薄汚れ