広く庶民に認知されたメディア・浮世絵。
美人画や役者絵が人気を博した17世紀後半、18世紀後半期の黄金期を迎えると、19世紀には主題の幅がぐんと広がり、庶民のブームと連動して描かれるようになったのでした。
2020年開催の展覧会『 花のお江戸ライフ 浮世絵にみる江戸っ子スタイル』の本図録では、当時の江戸っ子が夢中になった流行・暮らしが描かれた浮世絵を収録。
歌川広重による"道中膝栗毛"からみる旅行ブーム、犬猫・そして金魚が登場するペットブーム。花や草木が力強く描かれたガーデニングブームや、江戸のソウルフード・蕎麦や蒲焼を売り、食す姿。
また、四季折々の盛んな行事を楽しむ人々も見られるなど、かつての生活、風情を浮世絵を通して紐解かれたものに。
浮世絵と娯楽。密接に繋がるこの2つを探究する一冊。
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[2020年 神戸新聞社]
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