2017年に開催された展覧会の図録。
『暮しの手帖』創刊時の名編集長として知られる花森安治氏。
企画から取材、撮影、装丁に至るまで多岐にわたる仕事を自ら手掛け、そのジャーナリズムと芸術性あふれる活動の数々は戦後における日本の出版文化に多大な影響を与えました。
本書では大政翼賛会時代に親交のあった山名文夫氏らによる報道技術研究会の作品群をはじめとする戦時下の出版活動、『美しい暮しの手帖』表紙や誌面紹介、広告、装幀、『見よぼくら一戔五厘の旗』など著書自筆原稿などとともに花森氏の軌跡をたどる。
資料編では1963年『編集者の手帖』より『この十五年という年と月と日々と』など八篇を再録。
人々の暮らしに寄り添い、自身の眼で物事の本質を見つめつづけた彼のメッセージがつまった一冊。
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▼ 2017年 世田谷美術館ほか
▼ 天:薄汚れ
▼ 全体的に若干使用感・スレキズ・薄ヤケ・薄汚れ