2006年に開催された展覧会の図録。
写真家・アートディレクターとして活躍した名取洋之助氏。ドイツでデザインと写真を学んだのち土門拳氏、河野鷹思氏、亀倉雄策氏ら日本の写真界、グラフィック・デザイン界の立役者たちを多く輩出した「日本工房」を設立し、新しい次元を切り拓きました。
本書は「日本工房」が対外宣伝用に制作し、幻のグラフ誌と称される『NIPPON』を軸に創刊から『SHANGHAI』などの雑誌や国際報道工芸が制作した『従軍記録写真集』、KBS(国際文化振興会)との仕事で制作した印刷物や関連資料などを年代順に収録。
また、熊田千佳慕氏が語る折り本『日本』制作秘話や藤本四八氏へのインタビュー『COMMERCE JAPAN創刊の頃』も。
「報道写真」という枠を超え、観る人の心の琴線に触れる瞬間を写し続けた彼の軌跡を綴る一冊。
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2006年 福島県立美術館
▲ 全体的に若干使用感・スレキズ・薄ヤケ・薄汚れ少々