1.針葉樹文化と広葉樹文化 2.木と彫刻 3.クスノキの時代 4.木への郷愁 5.ヒノキの時代 6.広葉樹材の流れ 7.造形材料のうつりかわり 8.日本と西洋 9.木とインテリア 10.木材資源 11.鉄筋文化への反省
飛鳥から近代まで約700種に及ぶ彫刻材を収集研究した著者が、日本の文化は針葉樹文化であり、ヨーロッパの文化は広葉樹文化であるとし、現代の鉄筋文化への反省をこめて、日本人の木に対する美意識を論究する。本書は、時の流れに風化することなく、今なお木という素材を再認識する上での格好のテキストである。