先鋭的なスナップショットで写真界に大きな衝撃を与えた、有名な日本を代表する写真家・森山大道氏。ハイコントラストや粗粒子画面の「荒れた、ブレた、ボケた」と評される独特な作風を特徴とし、国際的な評価を高めてきました。
本書は2003年に開催された展示会カタログです。1960年代末から1970年代初頭に焦点を当て、《にっぽん劇場写真帖》や《プロヴォークの時代》など6つのカテゴリーから構成されています。
時間という流動的なものに真摯に対峙し、その時々に切り取ってきた被写体には彼という人間の想いや精神が映し出されているように思えてなりません。
今なお多くの影響を与え続けている森山氏。彼の純粋に写真を愛するその姿勢が、この一冊から伝わってくるようです。
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2003年 島根県立美術館ほか
▼ 本体:ふち傷み
▼ 表紙:折れ跡・角にヨレ
▼ 全体的に使用感・スレキズ・薄ヤケ・汚れ・薄シミ