2001年当時、約2万点に及ぶ国内外の写真作品を収蔵していた東京都写真美術館。
同年、収蔵作品を中心とした展覧会『ドキュメンタリーの時代 名取洋之助・木村伊兵衛・土門拳・三木淳の写真から』が開催されました。
彼ら4人が力を注いだのは『報道写真』。それもニュース記事の補足ではなく、真実を追求することを目的としたドキュメンタリー側面を持つものでした。
本図録では、1人につき1つのシリーズを持った構成。
1937年にニューヨークからロサンゼルスを横断した、名取氏によるアメリカでの写真。対象との距離が一定に保ちながら、木村氏が写した、秋田の農村生活。土門氏は筑豊での炭鉱の労働者や、地域の生活者を撮影したもの。《赤軍故郷に帰る》のシリーズなどを初めとする、社会の出来事をシャッターに収めた三木氏の『ライフ』掲載写真作品を収録。
4者による特定の国と地域で浮き上がる人々の生活、そして社会への問いを投げかけた一冊。
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2001年 東京都写真美術館
▼ 本体:反り・ふち傷み・開き癖
▼ 全体的に若干使用感・スレキズ・薄ヤケ・薄汚れ・薄シミ