19世紀後半のイギリスの画家 ウォルター・クレイン。
彼はウィリアム・モリスらによるアーツ・アンド・クラフツ運動を推進したデザイナーであるとともに、
絵本の基礎を築いた人物としても知られています。
2017年開催の展覧会『絵本はここから始まった ウォルター・クレインの本の仕事』では、彫版師・刷師のエドマンド・エヴァンズとクレインによるほぼ全ての絵本、そして挿絵本の数々を収録。
それまでの表紙以外は手彩色のものから、1865年の全ページカラー刷りのトイ・ブック(簡易なつくりの絵本)を生み出した2人。
名作の物語、マザーグースの唄には愛らしく、そしてあらすじに沿った絵が描き込まれています。
そのほか、挿絵本はもちろん、室内装飾のデザイナーや詩人など、多才な側面を持つクレインの創作物も収録。
そして、カラー絵本の仕掛人とも言われるエヴァンズが見出した、ランドルフ・コールデコット、ケイト・グリーナウェイの作品群までボリューミーに紹介しています。
現代絵本の黎明期に色を付けたクレイン。その華やかな活躍を鑑賞する一冊。
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[2017年 滋賀県立近代美術館]
▼ 地:スレ傷み少々
▼ 中古品のため、若干薄ヤケ・薄汚れ等使用感あり