医療環境が十分でなかった江戸時代。技量の格差や藪医者の出現、経済的負担といった理由から、庶民は簡単には医者の元へ足を運べませんでした。しかし鎖国が追い風となり、日本の医学・薬学は、徐々に風土に合った独自性を持つ理論が形作られることとなったのです。
本図録は江戸から明治にかけての身体・薬・養生に関する記録で構成されています。身体についての中国医学との比較や薬調合の道具、病気の診断と治療法、薬についてまとめた処方集などを収録。当時の人々が最も気を配ったとされる養生法や、医者の診察が叶わない庶民が行う、回復の祈祷やまじないの記録も読み応え抜群です。先人たちの強い医学・薬学への関心が伝わる一冊。
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北区飛鳥山博物館 2009年
▲ 若干スレキズ等ありますが、使用感少なく概ね良好