パリを拠点に活躍し、「レオナール・フジタ」の名で世界に知られた画家・藤田嗣治。

1920年代のパリで、独自の描線と「乳白色の肌」と称された繊細な画面によって注目を集め、モディリアーニやユトリロらとともにエコール・ド・パリを代表する存在となりました。

本特集では裸婦や猫、少女像、肖像画など、多彩な作品とその画業をたどる図録や画集を中心に、絵画修復の模様を収めたものやその人柄がうかがえるインタビューを掲載した書籍をピックアップ。

乳白色の肌を走る柔らかな線、余白に宿る微かな気配。

日本とフランス、二つの文化の間で時代の波に揺れながらも自らの美を求め続けた藤田嗣治の生涯と、作品の奥に息づく静かな物語へ誘います。

藤田嗣治

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